マルテン・ブログ

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気に入ったものを自己満足で挙げていきます。

Martin Margiela ⑩ 05aw マルチカラー・ウールニット

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このところマルジェラのアイテムばかりアップしています。それくらい、一旦ハマると突き進んでしまう性分です。
 
こちらは05awのマルチカラーニット。ウール100%です。
こうしたマルチカラーニットは05-07あたり?でよく出されていたようです。(追記: 12awでもややコントラスト強めのラグラン・Vネックニットが出ています。)
 
例えてまさに「チョコレートのようなブラウン色」がとても気に入っていてよく着ています。
後でも少し紹介しますが薄手のニットで、配色も温かみがあるので春先にもピッタリです。
 
ご覧のとおり、パット見は右肩のみ明るいブラウン色で切替られているだけですが、実は「前身頃⇒後身頃⇒右腕」の順に明るくなる三色切替になっています。
着ている人を色んな角度から見て色を比較しないと気づかないような配色なので、殆どの場合2色トーンだと思われています。
僕は「切替」に弱いのですが、こういうパッと見では分からない配色には特に弱い。
 
 
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言葉では説明できない配色なので上の写真を御覧くださいとしか言えません。
首元のVネック部分も後ろ身頃と同じ色で、太陽光に当たると微妙に色の違いが出てきます。遠目に見ると違和感がある配色なようで、このニットを着ていると意外と視線を感じることが多いです。
現行のマルジェラのVネックニットと比べるとややリブが太め。
 
実はVネックを敬遠していた時期があり、僕が持っているニットの殆どはクルーネックです。
(Vネックは首元の開き具合でセクシーさが出過ぎるものが多く、また鋭角なV字とニットの丸みがミスマッチしているように感じて)
ですが、このニットは首元が開きすぎず狭すぎず、また微妙に丸みのあるV字がとても気に入っています。
今でもVネックを購入する際はかなり慎重になりますが、その時にこのニットを頭のなかで比較対象にしています。たいてい、このニットがあるからイイやとなってしまいますが^^;
 
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このアイテムもオークションで購入しました。状態良く過去の名作を手に入れられるからオークションは良いですよね。もちろん、偽物の心配もありますが…
 
マルジェラは時期(ときによってはアイテム?)によって代理店、タグの質や表記の方法が変わるので、本物・偽物を断言できる人は中々いないのではないでしょうか。

ちなみに、05awはここのえ株式会社の住所表記が「東京都渋谷区広尾1-13-18」になっているそうです。このニットは広尾の住所表記ありでした。


各時期のアイテムを実際に触って見るしか無いので、オークションを利用する際は「偽物だったら今後の判断材料にしよう」くらいに考えています。
今のところ、偽物は掴まされていないと思いますが…
(追記: オークションだとマルジェラという名前に引きずられて買ってしまうことも多いので、最近は反省しています。)
 
※気付いてないだけかもしれないので、こうしてタグも載せています。もし、偽物では?と感じるアイテムがあった場合は遠慮なさらず教えていただければ嬉しいです。
 
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以下、同じくウール100%の14aw定番エルボーパッチニットと比較してみます。
そもそも⑩ラインと⑭ライン、パッチの有無の違いがあるのであまり意味のない比較ですが。
 
結論から言うと、
定番エルボーパッチニットの方が厚みのある生地、柔らかい、伸縮性がある。
マルチカラーニットは薄手、シャリ感のあるウール、リブが太い・長い。
 
写真をご覧下さい。
 
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