マルテン・ブログ

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気に入ったものを自己満足で挙げていきます。

masao shimizu 17ss 再構築デニム(カスタム仕様)

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マサオシミズ17ssの再構築デニムです。
再構築デニムも6本目(12aw、13aw、15ss、15aw、16ss、17ss)ということもあり、15awから徐々にウエストを調整して身体にフィットしてきていましたが、僕の尖ったお尻では若干腰回りでダボ付きがあり、もっとジャストフィットさせたいと思っていました。
もう一つ欲を言えば、再構築デニムをもっとカッチリ綺麗めな服装に合わせたい。そのためにも、裾幅やシルエットを調整したい。
 
そんな想いをお世話になっているショップに相談したところ、デザイナーさんまで交渉をしていただき、色合い・ウエストだけでなく股上とシルエットを含めてカスタムオーダーできるよう取り計らってくれました。
 
ということで、今回は自分のオーダースーツ・スラックス寸法を参考にウエストや股上を調整、ややテーパードシルエットにカスタムオーダーしています。
 
デニムとは思えないほどのジャストフィットで、履いていて本当に気持ちのよいパンツに仕上がっています。自分一人ではたとえ展示会でもこんなふうにはできなかったと思います。素人なので。
敢えてお店の名前は出しませんが、本当にありがとうございます。毎回、質問や要望に丁寧に答えていただけて、信頼しています。また、買い物をしたくなる。
 
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サイズ2を基本に調整して頂いたのですが、ブランドタグには「0」が付いています笑
恐らく、ウエストがサイズ0相当なためなのでしょう。(商品タグにはしっかり「2」の記載あり)
上記のとおり「その他いろいろ」調整してもらっています。
 
 
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17ssはサイドポケットあり。普通のパンツに比べればやや浅めのポケットですが、これまでの再構築デニムと比べれば配置からして非常に使いやすいです。(マサオシミズではフロント部分にポケットが来ることが多く、やや不便を感じていました。)
アタリを何層も重ねてできたウエストのラインが今季の一番かっこいいポイントだと思います。
実際に着ると隠れてしまう部分ではありますが、特に女性の方が17ssルックのようにハイウェストで合わせたらかっこいい。
ポケット跡の型に合わせて縁取られたオレンジ色の糸が引き立っています。
 
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今回はフロントボタンもジップも通常仕様。
 
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色合いも細かく要望をお伝えし、あまり生地切替を強調しない色合いで16ssと同じように左脚のサイドに入る切替(上記二枚目)だけ濃いアタリを出してラインを強調してもらいました。
右足の切替境(上記一枚目)には、糸を抜いた跡のアタリを入れてもらいました。ポツポツと濃い藍色の、よく見ないと分からないさり気なさがお気に入りです。
 
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以下、15ssとの比較画像です。
毎度思いますが、色落ちしたデニムの藍色ってなんて綺麗なんだろうと。実際に吐きこまれたリーバイス501のみに拘っているからこそ、これだけ綺麗なのだろうなと感じます。同じ色合いは一つとしてなく、一点物な点も心をくすぐりますね。17ssは特に色落ちした藍色が綺麗で、キレイめのトップスを持ってきても野暮ったくならなそうです。

最近は色々なブランドから再構築風のデニムが出ていますが、単に生地が切り替えられているだけのものが殆どで「色落ち具合の美しさや作り込みへの拘り」はやはりマサオシミズが群を抜いているのではないでしょうか。パンツのパターンや構造などが分かる人なら更に面白いのでしょう。
 
 
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エストはかなり絞ってもらいました。15ssもサイズ2ですが、ウエストは81cmほど。(今回の17ssは74cm)
 
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単純な重ね合わせで比較すると、股下付け根付近は2.5cmほど絞られています。
 
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裾付近は2.0cmほど絞られています。17ssの裾幅は16cmほど。
もともとのマサオシミズの再構築デニムは裾幅18~19cmで、股下以下もさほど絞られていないシルエットですが、17ssはテーパードのかかったスラックスのようなシルエット。

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