マルテン・ブログ

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気に入ったものを自己満足で挙げていきます。

Mackintosh 15ss DUNKELD short

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物心ついた時から憧れ(多分、中学生くらい?)であったMackintoshのDUNKELD(short)を購入しました。もちろんMade in Scotland。2015ssモデル。
色は定番のネイビー。暗めなトーン、シックで良いネイビー。(写真は実物よりもやや暗め)

店頭で試着したところ肩幅、丈およびアームの長さまでジャストフィットであったので即購入。コートでこれだけ自分の身体に合ったものは初めてでした。

アームホール、腕周りはかなり絞られたシルエットです。
通常のDUNKELDは試着したことがありましたが着丈が長く、フォーマルには使い勝手が良さそうなものの、普段使いには向いていないシルエットでした。

追記
マッキントッシュは15AWからモデル名を一新しており、現在はダンケルド等の名前は存在しないようです。また、店員によるとこれまでAラインだったシルエットが、一新後はIラインに変更されているそう。15ssのこのダンケルドはAラインです。何方かと言えばIラインよりもAラインの方が好みなので、結果的に良いタイミングでの購入でした。


上記のように身長174cm、60kgの自分にはサイズ36がベストでした。肩幅でサイズ感を確かめることが多いのですが、自分はコートなら43-44cmでジャストなはずなのでこのコートは多分それくらい。
追記
新生マッキントッシュでは試着したところサイズ38でジャストでした。新しくなってから全体的にサイズが絞られているようです。



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(写真追加)
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表地はコットン100%のパリっとした質感で光沢があります。個人的には他のウール製のモデルよりは少し垢抜けた印象を持ちましたが、ロロピアーナだけあって細い糸で密にキチッと編まれている(織られている?)ので高級感があります。多少の水はちゃんと弾いてくれます。

ボタンも定番とは異なる茶系の樹脂ボタン?でよりカジュアルな感じがします。(追記: 当初チープな感じと書きましたが、きちんと調べてみた結果ちゃんとした水牛ボタンだと思われます。ちなみに水牛ボタンでも透明度があるベージュほど高く、黒くなるほど安価だとか。ボタン一つとっても、ちゃんとした目を養うためには細部をしっかり見ないとですね。適当なことを書かないよう今後気をつけます。)



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自分の中では普段使いというよりも勝負服的な位置付けです。
歳も20代半ばなので、少々大人びて見えて欲しいという思いもあり、丁度良いと思っています。(光沢のある生地なのでアップした写真は全て白っぽく、埃っぽく写ってしまっています)

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Mackintoshといえばゴム引きコートですが、今回購入したのはロロ・ピアーナ社のStormSystemファブリックを使用したもの。
というのは、ゴム引きコートは通気性が悪く蒸れやすい、内側のテープが剥がれやすい、など実用上で結構着心地が悪そうだったので、マッキントッシュ一発目は初めからロロピアーナ生地のものを検討していました。(ならmackintoshじゃなくてもいいだろうと言われそうですが)

StormSystemファブリックについてはこちらの記事を参照

確かにウインドストッパー的な効果は感じられますが、中から湿気を抜くという通気性はそこまで良くはない気がします。自分は暑がりなのでそのせいもあるかもしれませんが、やはり機能重視であれば選ぶべきコートではないようです。

ストームシステムを実現する「表地と裏地の間のフィルム」はウレタンが主素材であるらしく加水分解が避けられないので、使用せずとも年月(2-3年?)がたつにつれてフィルムと生地が乖離してしまうらしいです。(ソースは定かではありません)
また、中にフィルムがある関係か、強い生地折れがあると、薄っすらと跡が残ってしまうという、割とデリケートな面もあるようです。

デリケートな面はこのコートに限らず高い洋服につきものなのでそこまで気にしていません。長く着たいので高温多湿の場所は避けて保管し、時々風通しのよい場所で換気して大事にしたいと思います。
クリーニングに出したくない生地なので着用前と着用後はブラッシングして汚れを払い、当然ながら2日連続で着ないようにしています。

シーズンが終わったら専門のクリーニングに出す予定です。(マッキントッシュはそれ専門のクリーニング店がいくつかあり、今のところ、Lavarexを予定

追記
問い合わせたところ、ロロピアーナのストームシステムファブリックについては取り扱い実績がなく、ゴム引きのクリーニングのみ受け付けているとのこと。現在、クリーニングできる店を調査中。→伊勢丹等でもクリーニングを受け付けているナチュラルクリーニングを検討中。料金は基本で1万円程度。



運用にコストがかかりますが、だからこそ愛着が湧いてきます。(ただし、コストパフォーマンスは相当悪いかもしれません)


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おまけ。

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せっかく良いコートであっても日々の保管が雑では長く着続けることはできないと思い、中田ハンガーAUT-03も合わせて購入しました。