Dries Van Noten 18ss オーバーサイズ・スウェット

 

 

 

 

 

こちらはドリスヴァンノッテンのスウェットです。伊勢丹新宿メンズ館で購入しました。

 

購入したのは相変わらずネイビーカラーです。どうしても手持ちのアイテムとの合わせを考えると同じような色を買ってしまいます。

 

ちなみに、コレクションではドリスらしい独特のオレンジがかった茶色が着用されていましたが、そちらは全サイズ完売状態とのこと。（後に有楽町阪急メンズで販売されているのを発見し試着、良い色合いなのですが、コーディネートを考えて保留しているうち、数日後に完売してしまいました。）

 

コレクションルックを見て貰えば分かると思うのですが、首の開きや肩の落ち具合、着丈・袖丈のたまり方のバランスが秀逸です。

今回購入したのはSサイズですが、174cm59kgの僕が着用すると丁度よいサイズ感です。（コレクションのサイズ感と同じ～気持ち絞られた感じ。）

 

今季のドリスはコレクション全体を通して色味も非常に好みでした。

春夏ですが足元がスクエアトゥのブーツということもあり、秋冬時期には手持ちのマルジェラのスクエアトゥブーツを使ったコーディネートで参考にしたいなと思っています。

（マルジェラのスクエアトゥはもう少し男臭い感じで、ドリスほとスタイリッシュではないですが。）

 

 

 

アームホールがとても大きいのが特徴です。トップ画像を見てもらうと分かるように身幅も大きいので、非常に緩いシルエットが出来上がります。

 

 

袖先、裾先につれて急速に絞られたシルエットになっています。
リブにかけてギャザー？が入るくらい。

 

 

 

袖裏には生地の遊びもあり。

ちなみに、袖先のリブはそれほどきつくなく、肘辺りまでしっかり捲くらないと落ちてきます。

が、それによる袖先の生地のたまり方がこのスウェットの特徴です。

 

 

 

このスウェット、海外通販サイトには生地としてLoopback Jerseyと表記がありました。

 

Loopback Jerseyという言葉にピンとこなかったので少し調べてみました。

sunspelのサイトにLoopbackJersey生地についての記事がありましたので、興味が有る方は御覧ください。

（比較用に部屋着でよく着ているユニクロのスウェット裏地も載せてみました。違いをしっかり表現できませんが＾＾；）

 

 

着心地として、ドリスのスウェットはこのユニクロスウェットよりも薄手かつハリのある感じのためか、外で着るには快適です。

気持ち、肌触りも良い気がします。（値段は十倍近い違いがあるので当然なのかもしれませんが…値段と着心地や質は必ずしも比例しないので、本当に気持ちの問題もあり。）

 

スウェットは気軽に着れるカジュアルアイテムなので使用頻度が高く、自然と摩耗劣化は激しくなりそうで大事にしていても何年も持たせるのは厳しいのかなとも思っています。

値段差が十倍ということは、ファストブランド（またはユニクロ）で十年間、毎年新品を購入できるだけの値段なわけですからね^^;
 
こういう値段をシビアに見るようになったのは、ファッションに対する情熱の冷めもあるのかもしれません。

 

素材はコットン１００％、トルコ製です。

 

このアイテム、一つ不満に感じた点は、非常に色落ちしやすいということ。

洗濯表示のとおり３回ほど手洗いしていますが、未だに色落ちします。

それに反して、シミ汚れは落ちにくい。

 

洗い方は慎重になったほうがよいかもしれません。ドリスのロングコートはクリーニング店にまかせているので分かりませんが、複雑な色を使うブランドなだけに、後染めされているアイテムが多く色落ちしやすいのかもしれませんね。

 

ちなみに海外は染色堅牢度の基準が日本より甘いそうです。

色落ちによるアジと考えられるかどうかは今後の過程を見るまでなんとも言えません。

 

 

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洗濯に関しては少し気になる点があったものの、シルエットと風合いが気に入ったこともあり、実はネイビー以外にもう一色購入しています。

（先の我慢すべき…とか書いておいてなんですが笑）

 

矛盾しているように感じるかもしれないですが、気に入ったものは今のうちに買っておいて、この先も長く共にしたいんですよ。

 

色の表記は「ANTHRACITE」で、簡単に言うとグレー色ですが、少し茶色成分も入っているように感じます。無煙炭色と表現されることもあるようで。

 

こちらは海外通販サイトのENDにて購入しました。新宿伊勢丹では30,000円ほどでしたが、ENDでは送料2,200円を含めて25,000円程度で購入できました。関税などもかからず（あるいは含まれているのか）、日本の通常定価よりも安く手にすることができました。

追記
関税は後々請求がきました。3,000円ほどでしたので、合わせても日本で買うよりは多少安いかと思います。送料無料キャンペーンなんかもやっているので、利用すれば更に安く変えますね。

 

 

殆どの店舗がネイビーやオレンジのみの入荷のようですが、この「ANTHRACITE」以外にLight BlueやWhiteなどもリリースされていたようです。

日本の店舗では見ることが出来なかったものですが、こちらのほうがスウェットの柔らかい雰囲気が伝わる良い色合いでとても気に入りました。

 

 

 

こちらの色の方が、ネイビーよりも光沢感や生地のしっかりしている感じが伝わりやすいかもしれません。