ATON(エイトン)のスヴィンコットン・コーデュロイパンツです。
この冬は理由なくスウェードだったりコーデュロイのアイテムに惹かれ、同素材のアイテムを探していたのですが、ふと目に止まりました。
コーデュロイというとかなりカジュアルなイメージを強く持っていましたが、綺麗なシルエットと上品な光沢のあるコーデュロイパンツです。
写真だと強めのテーパードがかかっているように見えますが、裾幅は19cmでそれほどではありません。
ATONというブランドはBRUTUS 2019春夏ファッション特大号で紹介されていたので気にしてはいましたが、今回のパンツが初購入でした。
生地や染色に拘りを持ったブランドとのことですが、今回のコーデュロイ素材も確かに他には無い雰囲気を持っていました。(ATONのオリジナル生地だそうです。)
スヴィンコットンという希少な?超長綿コットンが使われているそうです。
素人ながら見聞きするコットンの名称としては、シーアイランドコットン、スーピマコットンなどがありましたが、スヴィンコットンは初めて知りました。
コーデュロイ生地に一般的に長綿が使われるのかも含めて分からないことだらけですが、これを機会に今後掘り下げて調べていきたいと思っています。
公式HP(https://aton-tokyo.com/products/suvin-corduroy-easy-tapered-pants?variant=32395701485634)から写真を引用させて頂きました。
目に止まったキッカケはこの写真です。
モデルは女性ですが、率直にカッコイイと思いました。
この写真のようにブラックで統一したコーディネートでも、このパンツの綺麗な光沢・上品さが強調されるのでかえって良いかもしれません。
モデルが177cmでサイズ2を着用とのことですが、身体174cm,59kgの自分もサイズ2で殆ど同じ着丈・シルエットでした。(気持ち、丈が短いかもしれません。)
ちなみに、ATONは殆どのアイテムがUNISEXでの展開になっているようで、中性的な雰囲気のアイテムが多いです。
何度も言いますが上品な光沢があって綺麗です。
また、コーデュロイは硬い生地という先入観がありましたが、この生地は柔らかさ、しなやかさもあって、脚を動かした時に生地がたなびいて優雅です。
これもスヴィンコットン(超長綿)だからこそなのかも知れません。
オリジナル生地と明言するだけあって他ブランドでは見られない唯一性があると思います。
少し気になるのは洗濯の方法。
コットン100%ですが、タグにはドライクリーニングのみ可との表示。
独特の風合いを壊したくもないので、この表示に従うのが良いのでしょうが、自宅で手洗いしてどうなるのかも気になるところです。
(自宅で手洗い出来るようなら、この時期のニットコーディネートでヘビーユースしたいところ。)
先ずはマルタン・マルジェラのアーティザナル再構築ニットに合わせてみました。
中々癖の強いニットですが、このパンツの上品な風合いで中和され、黒で引き締めることができている気がしますが、いかがでしょうか。
ローゲージのニットにも相性は良いと思います。
カジュアルにも綺麗めコーディネートにも使えそうで、これからどんなコーディネートに合うか考えるのが楽しみです。