

visvimの"THORSON JKT CRASH"です。
THORSONはvisvimの定番ジャケットで21awモデルも色違いで2着持っていますが、この23awモデルで3着目になります。
とはいっても、シーズンで素材やディテールや雰囲気が変わるので、別カウントで良いでしょう。
実際、別モノです。
23awはミリタリーテイストが強い…というより、ミリタリージャケットのリバイバルという感じでしょうか。
この手のガッツリとミリタリーテイストの強いアイテムは、コーディネートしにくいイメージ(先入観)、自分には合わないというイメージ、が強く手をつけてきませんでした。
ところが、受注会で試着してみたところカッコ良い上に案外コーディネートしやすそうで。ついつい手を出してしまいました。
気に入ってよく履くUniqloUのワイドフィットジョガーパンツ(色違い、ストック含めて10本ほど所有)とも相性がよく、秋頃は登板頻度高めです。

こちらが着画。といっても全身が写っていないので全く伝わらないとは思いますが…。
シンプルに黒と白でまとめた時にジップテープのオリーブが映えるのが良い感じ。


余談ですが、履いているプレーントゥシューズはRolis Rosenmuller(ロリス・ローゼンミュラー)のもの。
こちらも今後紹介したい素晴らしいプロダクトです。(3足揃えるくらい素晴らしい。本当に。)
気に入った"定番"に出会う機会が減っているので、運良く出会えた時はこれでもかというくらい買い足しています。



さて、話がそれました。
ボンバー(あるいはボマー)ジャケットはvisvim以外のブランドでいくらでもリリースされていますが、visvimは本気度の違いを感じるディテールがあります。ミリタリー知識はないので、あくまで素人でも感じるディテールになりますが。
ヴィンテージのCROWNジップが採用されているところもそのうちの一つ。

といっても、個人的にはヴィンテージの採否はそこまで気にしておらず、ボディのブラックカラーにオリーブカラーのデカジップが映えて純粋にカッコよいと思ったまででした。
(とはいっても、リアルのヴィンテージzipでないとこの雰囲気は出ないのだろうと思います。)
上の写真のとおり、裾リブも太すぎずバランスが良いと思います。(シーズンによってリブの太さも結構変わる印象です)


肩のポケットジップはヴィンテージではありませんが、しっかり雰囲気に馴染むものが採用されています。
こちらはririジップのようです。

ボタン一つにしても、使い込んだような加工になっています。
こういう一つ一つの積み重ねで全体の印象に大きく差がつきます。

21awモデルと同じく、ジップ周りはヘリンボーン生地で切り替え。
相変わらず、着てしまえば見えないところにも拘りが見えます。



名前に冠されているとおり、所々にクラッシュ加工がされています。
といっても、ここからほつれたりダメージが拡大することはない加工になっています。
visvimではよくこのクラッシュ加工が見られますが、既に他のアイテム紹介でも書いている通り、自分は基本的にクラッシュ加工は好みではありません。
ですが、ヴィンテージのCROWNジップとの相性が良いので、このモデルではむしろ良いとも感じます。

胸元のミリタリーテープ(グログランテープ?)も経年加工が良い味を出しています。
同時に、こういう経年加工が馴染む程度に自分も歳をとってきているのが、少し悲しい気もします。これから歳をとっても着続けられると考えればポジティブでしょうか。

表生地はかなり高密度かつ厚みのあるナイロン素材100%なので、タフに着込めそうです。
そもそもクラッシュ加工されているので、多少ラフに扱って傷がついても気にはなりません。



一方で、裏地は肌触りの良い滑らかなナイロン生地。着てしまえば見えない裏生地ですが、黒との相性が良いこの色合いもお気に入りのポイントです。



これも余談になってしまいますが、同じ23awシーズンにリリースされた"CORPS DOWN"ではこの滑らかなナイロン生地を"表地"としても採用しています。
裏地に使うような生地を敢えて表に出したときに、見た目にもシルエットにも上品さやしなやかさが醸し出されるから面白いです。
素材をうまく組み合わせて、使い分けているんだなと素人ながらに思いました。
この"CORPS DOWN"もまた次の機会に紹介したいアイテムです。

また話をTHORSONに戻します。
21awモデル同様に、リブはウール・ナイロン・リネンの拘りブレンド仕様。
ドライな肌触りが気持ちよく、触った感じかなり強度がありそうで安心感があります。(というのも、リブ周りは汚れたりほつれたりとダメージが蓄積しやすい部位なので。)


シルエットはミリタリージャケット特有の短丈ではありますが極端に短いわけでもなく、ヴィンテージ(本当の軍モノ)と比べれば現代風に修正されていると思います。
着丈がやや短いので、インナーとのレイヤードも楽しめて案外良いなと思ったり。
首のリブ太さは細めに設定されていて、首周りがすっきりしている点は特に良い。
シャツとの相性はやや悪くなるのですが、ロンTと合わせる場合はこちらの方がスタイリッシュな印象です。

もう11月だというのにまだ暑い日はありつつ、流石にジャケットやコートを着れる時期になってきているので、このジャケットを沢山着て出かけようと思っています。